設立の目的・挨拶
「子どもたちのいのちを守る会・ふくしま」は、子どもたちの健やかな成長を願い、いのちを脅かすものから子どもたちを守りたいという想いの人々が、自分が出来ることを提供し、子どもたちの基本的人権の確立と地球上のあらゆるいのちと自然との共生をすることで、子どもたちが生き生きと暮らせる地域社会を築くために「美しい地球を子どもたちに」をスローガンとして、その実現のために「心身共に健全な子どもの育成」と「健全な育成を願う親子の交流の場の提供」と「安全で真に豊かな社会の形成」を目的として、活動をしています。
2011年3月11日の東日本大震災後、福島原発事故によって放出された放射性物質による、福島の子どもたちの将来の健康被害を心配したことがきっかけとなり、それまで活動していた、中心メンバーが県外に避難しました。
その為、活動を休止せざるを得なかった時期がありましたが、その後、多くの支援者からの寄付をいただきながら活動を再開することができました。
東日本大震災で受けた不安は福島県民にとって、大きな心の傷となりました。この出来事で生き方そのものも大きく変化した方も多くいると思います。子どもたちの笑顔は、私たちの希望です。この笑顔が、いつまでも続くことを願い、この困難な出来事にも負けない、心身ともに健康で健やかな子どもに育って行けるように、私たちは大人として子どもたちと共に活動を進めていきたいと考えています。
多くの皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
代表理事 佐藤美香
運営団体 | 特定非営利活動法人子どもたちのいのちを守る会・ふくしま |
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代表理事 | 佐藤美香 |
住所 | 〒960-8161 福島県福島市郷野目字仲46-1 |
TEL | 090-9429-3238 |
1998年4月 |
任意団体IIYOとして、福島市を拠点に様々な社会問題の調査開始。 調査によって明らかになってきた諸問題を広く市民に広めるために学習会を始める。 更に、諸問題を解決する手段として、引きこもり若者支援やゴミ拾い、リュース食器レンタル事業を行う。 |
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2006年9月 | 2006年9月27日設立 NPO法人格取得。 |
2011年3月 | 東日本大震災によって活動停止。 |
2015年2月 | 活動再開。NPO法人4団体の共同事務所として、福島市郷野目字金込町8に活動拠点「菜たねの家」を開設。 |
2016年10月 | 子どもたちと地域の人たちが交流できるイベント「ななカフェ」を開始。 |
2017年4月 | 放射能を始めとして、命を脅かすあらゆるものから子どもたちを守る活動を中心に行うことから、法人名を「NPO法人子どもたちのいのちを守る会・ふくしま」と変更。 |
2018年 | 福島市社会福祉基金の助成を受けて「ななカフェ」3回開催。 |
2019年5月 | 一般財団法人ふくしま未来研究会、公益財団法人 地域創造基金さなぶりの助成金を受けて、子ども食堂「いのせんひろば」を菜たねの家を会場に毎週1回開催開始。 |
2020年3月 | 「菜たねの家」福島市郷野目字仲46-1に移転。「いのせんひろば」も同時に移転。 |
2022年4月 | 福島県こどもの居場所つくり助成金を受けて、多世代交流フリースクール「蓮華想」福島市飯野町明治字南滝袋33-2に開所。 |
目的を達成するため、
NPO(非営利団体)として
以下の活動を行います。
FB、会報発行で情報を発信します。
菜たねの家の運営
誰でもが気軽に集まれて、宿泊できる家として現在福島市内に設置しています。
県外から、福島を訪れる皆さんにも宿泊場所として提供していきます。
子ども食堂「いのせんひろば」を運営
毎週火曜日、菜たねの家にて開催します。
お弁当宅配、毎週火・木・土実施します。
多世代交流フリースクール
「蓮華想」運営
月・木・土・日
畑作業
山形県高畠町に畑を借りて無農薬有機栽培での野菜作り、無添加での加工品作りをします。
保養
各種団体が行っている保養プログラム等と連携していきます。
講演会
他団体と共催して開催します。
ワークショップ
味噌つくり、チマキつくり、しめ縄つくり等のワークショップを開催します。
演奏会
毎年10月 SAYAN空想音楽演奏会を他団体と共催して開催します。
食材配布事業
個人、団体からの寄付食材の宅配を月2~3回実施